エンジニアが選ぶWindowsノートPC7選:大学生社会人が使い倒すPCを紹介

こんにちは。執筆担当Kです。
今回はエンジニアの私が選ぶこれは使いやすい!と思ったPC特集です。個人目線での操作性の良いPCなど紹介していきます。

大学生はもちろん、社会人、もしくは私のようなエンジニアの方にも使い倒していただけるパソコンを選んで紹介します。

趣味用途でも皆さんの要求に耐えられるようなパソコンを紹介していきますので、ぜひ参考になれば嬉しいです。

ここを見るべき!ノートPCの選び方

ここからはノートPCを見るうえでの部品などの説明、選び方などを紹介します。

PCあんまわからん~な初心者も、十うん年前はPCに詳しくて~な浦島太郎な人向けにも最近の選びかたを解説していきます。

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CPU

意外と知られてないのが、たまにベースクロック~GHz/ターボクロック~GHzなどといった記載を見ますが、昔とくらべて中身も進化していますし、比較要素にはなりません。そのような時代はPentiumがフラッグシップの時代で終焉しています。

最近の場合、同一世代かつ同一コア数ならクロック数で比較の目安にはなりますが、~GHzというのはあてにできません。
また、i7だから高性能~というのもあてにはできず、世代ごとに性能も異なりますし、ノート向けの場合i7とi5の性能差がそんなになかったりもします。

また、Intel、AMDともにざっくり分けて省電力ラインナップと高性能ラインナップがあり、そこからさらに枝分かれしています。高性能ラインナップを買いたいところですが、PCの重量が重めのモデルになりモバイル用途には適しません。省電力ラインナップ でも実用は十分ですし、性能求めるなら別にデスクトップPCを購入することをおすすめします。
重くても、高性能のほうがいい・・・の方なら引き留めはしません。

最近のおすすめだとIntelならCore i の第11世代のi3/i5/i7/i9あたり、AMDならRyzen 3/5/7/9の4000シリーズか5000シリーズでしょうか。
Core i9やRyzen 9高性能ラインナップ 、その他は高性能ラインナップ /省電力ラインナップ です。

コア数/スレッド数に関しては多いほうが良い場合が多いです。
性能については「cpu 性能 シングル ノート」などと検索してスコアで比較するのも一つです。
個人的には動画編集などを行わない一般人などの通常用途ではマルチコアでのスコアではなく、シングルコアあたりのスコアで比較したほうが妥当かなと思います。

基本的に安いPCでなければ性能の低すぎるCPUを乗せることはありませんが、一応チェックを。

メモリ

メモリを爆食いするソフトが近年は多いですし、Windowsを快適に動かせるスペック条件も上がってきています。
容量が多くても性能があがることはありませんが、不足していると使い物にならなくなります。

場合によりますが、Windowsの起動で2~4GB程度は持っていかれますし、そのほか常駐ソフトや起動したソフトなどで普通のユーザでも6GB前後使用するのは当たり前になっています。

以下表を目安に。

メモリ容量どうなの?
4GB激安PCによくある。使い物にならない。
絶対におすすめしません。
おもちゃ。
8GB一番ラインナップとしては多いかも。そんなにソフト立ち上げない人向け。
ただ、起動してChromeで重量系ページ複数タブ立ち上げたらパンパンです。
まぁお金もないしそれなりに使えればいいか、な人向け。
16GBたくさんソフトを同時起動しても例外を除き余裕。
動画編集とか仮想OS立ち上げるなら16GBは絶対必要。
個人的には価格と相談だが一番おすすめしたい。
32GB動画編集とか仮想OSバリバリやります、の人向け。
多いことに越したことはない。お金があるならどうぞ。
ただ、20GBそこらのメモリ食う作業をノートでやってるのだとすればCPUが追いついてなさそうですが。
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ストレージ(HDD/SSD)

あまり容量が少なすぎると後悔するので値段の許すかぎり多いほうがいいのは当たり前として、SSD搭載モデルを「激」推奨します。昔はCPUガ~メモリガ~で遅いなどと言われることがありましたが、今の時代はストレージです。強力なCPU、大容量のメモリをもってしてもHDDでシステムファイルを読んでいては、体感がもっさりなのは否めません。逆に多少貧弱なCPUでも高速なSSDを使用していればある程度はストレスないはずです。

また、SSDにもざっくり分けるとSATA方式かPCIe方式がありますが、PCIe方式のほうが高速ですので選べるならその方がいいです。商品説明には「ハイスピード」、「NVMe」などと書かれていたりします。

近年はCPUやメモリがはんだ付けされて交換不可になったのはもちろんのこと、SSDも交換不可の場合があるので購入時にしっかり考えましょう。

あ、ちなみに「eMMC搭載」と記述のある商品ページを見てるあなた。
おそらく激安PCですよね?やめましょう。

画面

個人的には解像度が低いのは嫌いなので、フルHD(1920×1080ドット)以上のディスプレイ搭載のモデルがお勧めです。

高解像度(4Kくらいなど)では文字が小さくなって見えないんじゃないかと思いがちですが、初期設定でスケール(拡大設定)変更で出荷されて文字は大きすぎるくらいですし、設定も自分で変更できるので、問題はほぼ無いです。
ただ、スケールを100%から変更するとソフトによっては文字がボケる場合がたまにあります。(読めないほどではないですが)
個人的には13型のノートPCとかでフルHDの解像度でスケール100%だと作業もしやすくてちょうどいいです。

そのほか

USBは近年Cタイプが主流になりつつありますが、まだまだAタイプの機器があるのが現状で、Cタイプのみの場合は変換ケーブルやアダプタが別途必要となります。お持ちの機器でAタイプのものが多いならば搭載機種のほうが便利なのではないでしょうか。

また、外部ディスプレイを利用する方はHDMIなど、ビデオ通話などを頻繫にする方はカメラ付きのモデルを選ぶなど、本体に付属しているとうれしいインターフェースもあるので要チェックです。

おすすめ機種

主観で選んだおすすめPCを紹介していきます。
メモリ16GB~モデルは大体の場合カスタマイズモデルからとなっている場合があるので注意しましょう。

NEC LAVIE N14

NECのノートPCは昔からBIOSからWindowsのブートシーケンスへの移行が速くて好きでした。
今はみなどのメーカーもほぼ一緒であまり変わりませんが、起動時の動きに直接かかわるようなところに目が行くようなそういう思想(偶然かもですが)が好きです。
重量については1.5kg程度となっており、ぎりぎり持ち運べるかなといった感じです。

VAIO SX12

持ち運びがメインの方にお勧めしたいPCです。
インターフェースも充実しており、小型なのに申し分ないです。
対抗はLet’snoteでしょうか。
重量は0.9kg程度でかなり軽量の部類となっています。

VAIO SX14

SX12の画面大きい版として見ていいのではないでしょうか。
画面の大きさが広いほうがいい方はこちらを選んだ方がいいでしょう。
画面のわりに重量は1.1kg程度とのことなのでかなり奮闘しています。

DELL XPS13

国内メーカと比べてかなり安いですが、USBのタイプがすべてCタイプなのが微妙なところです。
性能はそれなりに欲しい、だけど価格は絶対に抑えたい人におすすめ。
重量は1.3kg程度と標準的です。

Lenovo ThinkPad X13

ThinkPadのなかでもあまり攻めていない堅実なモデルです。
赤ぽち(トラックポイント)がすきで使っている人も多数いると思うので、そのような方におすすめ。
おそらく1.4kg程度とは思いますが、価格も抑えられており、お手頃ではあります。

Panasonic Let’snote CF-SV1

VAIO上位モデルと並ぶ高級機種で知られるLet’snoteですが、一般用途としてもバシバシ使えます。
円形のタッチパッドが私は好きです。重量は1.0kg程度。
必要なインターフェースは一通り揃っていますが、ビジネスを意識しているのか、VGAはいつまでたっても無くなりません。いまだに使ってる会社なんてろくな会社じゃないだろうに・・・(おっと)
ちなみにキーボードのキー配置は許せないという意見も多数聞きますが私は容赦範囲です。

Panasonic Let’snote CF-FV1

CF-SV1よりも後発の大画面モデルです。
1.1kg程度とVAIOと同じくこのサイズとしては軽量です。
タッチパッドもCF-SV1より大きく、操作性が上がっています。

値段が高いのはちょっと…と考えている方、損します。

PCの相談を持ち掛けられることが多々ありますが、安かろう悪かろうだよとは必ず言います。
自分のニーズに対してそのニーズをカバーする性能のPCとなると、結構高いものを選ばなければならないようになっているのです。

いつも使うわけではないし、なんでもいいから使えればいい、安いほうがいい。という方には最低限の性能のPCを紹介したりしますが、スマートフォンがある今時にわざわざPCを買う人は、結局パソコンも頻繁に使うと思うんです。

よくよく考えてみるとたいていの方はパソコンの買い替えは5年以上しないですよね?
それを加味して20万のPCを買って60か月で割ったとしても3400円/月です。

そんなもんで有能なPCを使えるんだから大した出費じゃないじゃん、といつも私は洗脳しています。

とにかく値段が高いから諦めるではなく、ノートパソコンこそ多少背伸びして買っておかなければ後々後悔する買い物なので、背伸びして高めのパソコンを買っておくことをおすすめします。

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