【2021年版おすすめ】高速LAN環境の構築方法と厳選機器14選

LANケーブルの選び方とおすすめのケーブル高速LAN環境の構築方法とおすすめ機器
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10Gbps等のネットワークをつくろう

こんにちは。執筆担当Kです。
今回は高速なLAN環境を作成するうえでの注意点などを紹介していきます。

はじめに:高速なネットワーク、本当に必要?

まずは自分の環境に本当に高速ネットワークが必要か判断しましょう。
・インターネット回線で最大1Gbpsを超える(10G・6Gなど)契約をしている
・パソコンからパソコンへサイズの大きいファイルのやり取りを行う機会が多い
例として挙げられるのは上記のような状況にある方です。
限界の速度に達している状況として以下のようになることがあります。
・インターネットに関してはスピードテストを行って900Mbps程度以上出ている
・ファイルのコピーで133MB/s(1Gbps)で頭打ちになっている
このような状況に遭遇したことのある方は高速なLAN環境を整備することで快適な生活をゲットできることでしょう。今回は上記両方の状況に当てはまる、または後者に当てはまるような人を対象に紹介していきます。
ちなみに本当に必要か、どのくらいのスピードアップを想定しているかもしっかり考えていきましょう。必要ないのに環境に投資するのはもったいないですからね。

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速度に影響するポイント

データ転送を高速化したい場合に確認しておくべきことがあります。
ポイントごとに解説を入れてみましたのでチェックしてみてください。

ストレージ(ハードディスク・SSD・NAS等)の転送速度は十分か

ここで言うストレージとはハードディスク・SSD等を指します。
最近のSSDであればシーケンシャル(連続処理)で133MB/s(1Gbps)は余裕で超えていますが、念のためチェックが必要です。
ハードディスクに関して単体の場合で(製品にもよりますが)100MB/s-150MB/s程度のはずなので1GbpsLANで十分な場合が多いです。
RAIDを組んだりして高速化を図っている人は向上の余地があるかもしれません。

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接続部分の帯域は十分か、内部帯域は十分か

USB・SATA・PCIeなどのストレージを接続する際のインターフェースは大丈夫でしょうか。
例として古い規格を挙げますが、USB2.0があります。理論値は60MB/s程度です。10Gうんぬんの話ではなくなってしまいます。
また、USB3.xも近年呼び方が改正しまくっている(USB3.2Gen2、とか)ので改めて確認しましょう。
それぞれの規格のバージョンなどによって最大理論値をきちんと調べましょう。

また、PC・NAS等の内部帯域は十分でしょうか。
ここで言う内部帯域というのはチップセットとインターフェース(USBなど)間の接続のことです。
「チップセット名+diagram」や「マザーボードの名前+diagram」とかで画像検索するとヒットします。
例としてこんなの↓ですね

Guru3D.com

We check out this Crosshair VIII Formula with a Ryzen 7 3700…

図を確認して接続したいインターフェースの帯域が十分か、データ経路上の帯域は十分か確認しておくとよいです。

余談ですが、2010年くらい(?)に、USB3.0をPCIe1.1に変換するアダプタが結構あったりしました。
しかもアダプタのUSBの口は4ポートあって同時に使用できるという・・・(今考えるとキワモノすぎる)
古いPCのマザーボードにUSB3.0を増設したくて購入したのですが、PCIe2.0_x16はGPUで埋まっており、そのほかはPCIe1.1_x1しか入れるところがなかったのです。
新しい外付けストレージが欲しかった私はIntel 510というSSDで(当時はシーケンシャル読み込み400MB/s以上は出る、なかなかの製品だった)目をキラキラさせながら意気揚々と秋葉原から家に戻ってきた私は速度が出ず、
はぁ(*´Д`)????状態でした。
マザーボードのチップセットの帯域がオワってたのか、アダプタのチップセットが原因だったのか等々、最終的な原因は分からずじまいでした。(複合的な問題だったかもしれない)
確実に言えるのは単純計算でPCIe1.1_x1は250MB/s、USB3.0は500MB/s程度ですから、そこで頭打ちになっていた可能性もありえます。
最新・高性能なPCをお使いの方にはほぼ無縁ですが、同じ轍を踏まないように祈ります。

LANアダプタの対応スピードを確認しよう

購入したパソコンに10GbpsLAN等の口があれば万歳三唱ですが、現実は高額なPCでないと標準では付いてなかったり、オプションだったりします。

自作PC/BTOの場合は近年だとマザーボードに10G・5GbpsLANがついていることがありますので確認しましょう。
付いていない場合は(PCIeが空いていればですが)カードを増設すればよいです。
ただし、5GbpsLANのカードは流通量が少なく、10GbpsLANカードが圧倒的に多いです。
値段的にも10Gのほうが安くなっていますし、基本的に大は小を兼ねますのでおとなしく10GbpsLANカードを選びましょう。
また、PCIeスロットは大抵の場合PCIe3.0_x4以上が必要です。
(そもそも自作できるひとは説明不要でしょうね・・・)
空スロットがない場合は残念ですが外部インターフェース(USBなど)に頼りましょう。

また、大抵の機器はマルチギガ(10G、5G、2.5G、1G、100M自動判別)になっていますが、例外もありますので5G等で構築を考えている方はしっかりチェックしましょう。

BUFFALO LGY-PCIE-MG2
今一番安価なのはこれですかね。

ASUS XG-C100C
前々から人気のカードです。安価帯では定番。

Intel X550-T2
LANの口が2ポートついています。1ポート向けもありますが、そんなに値段変わらないのでどうせなら。
ちなみに類似のX540がありますが、マルチギガではないので5G・2.5Gを予定している人は注意。
X550はマルチギガに対応しています。

家電量販店などで購入した場合はノートPC/テレビ型デスクトップPCのを購入される方が圧倒的に多いですが、PCIeカードを増設することは(例外ありますが・・・)ほぼ不可能です。
無論、ノートPCにPCIeの空スロットは無いですし、スペースもありません。
テレビ型デスクトップPCは中身はノートみたいなもので、スロットがあってもは基本全部埋まっていたり、空けられるとしてもx1の雑魚スロットだったりします。
この場合は外部インターフェース一択でしょう。

例えばですが、USB3.0(USB3.2Gen1)以上がついているPCの場合は5Gbpsが上限になりますが
QNAPのQNA-UC5G1Tがお勧めです。

QNAP_QNA-UC5G1T

オーバーヘッドも考慮すると5Gbps丸々出ることはないですが、現実的なアップデートです。
※余談ですがUSB2.0に試しに挿してみたところ、1Gbpsまでなら使えるようでした。
最近はLAN端子が付いていないノートPCが結構あるので、1個持っておいてもいいかもしれません。

Thunderboltを使うのも1つの手です。近年のApple系PCには大抵Thunderboltがついてますし、IntelCPU搭載のPC/マザーボードには付いていることが最近は多くなりました。
ThunderboltはIntelとAppleの共同開発ですので、AMDCPUのPC/マザーボードには少ない気がします。

下の画像はThunderbolt2の10GbpsLANアダプタの一例です。

Sonnet_SOLO10G-TB2

SonnetのSOLO10G-TB2ってやつです。古いMacを10Gbps対応させようとしたところ、Thunderbolt2が妥当だったのでそれ以来、一時的に接続したいときにはこいつを使ってます。

Thunderbolt3の機器しか使ってないよって方はこちらとか。

Sonnet SOLO10G-TB3

QNAP-T310G1T
こちらのほうがよりコンパクトです。

私はThunderbolt3とThunderbolt2の環境が混在しており、両者は使用コネクタの形状が異なる(Thunderbolt2はMiniDIsplayPort、Thunderbolt3はUSB-C)のでSOLO10G-TB2をThunderbolt3のPCに接続するときは、Thunderbolt3-Thunderbolt2変換アダプタ使用して使っています。

StarTech.com TBT3TBTADAP

StarTechcom_TBT3TBTADAP

最近Apple純正のThunderbolt3-Thunderbolt2アダプタなるものがあることを知り(遅すぎ)、こちらを購入。というかこっちのほうが多分安い。サイズ小さいし。
Macしか対応してないんだろうな・・・とか思いながら試しにWindows機に挿してみたらあっさり認識。

Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ

Apple_Thunderbolt3USBC-Thunderbolt2

ただし、Thunderbolt3-Thunderbolt2の変換は相性問題が出やすいようで、基本的には認識したらラッキー程度の気持ちでいたほうが楽かもしれません。

LANケーブルのカテゴリを確認しよう

LANケーブルにはカテゴリというものがあり、カテゴリが上がるにつれて転送速度が向上します。
最近一般的に売られているものとしてカテゴリ5e・6・6e・6A・7・7A・8がありますが基本的にはカテゴリ6か6Aを選んでおくとよいでしょう。

LANケーブルについては別途、記事にまとめていますのでぜひ。

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対応のスイッチングハブを選定しよう

一般的にハブと呼ばれ、LANケーブルをたくさん挿せるやつのことです。
現在の10Gbps等の高速インターネット契約(個人向け)で貸与されるルータは基本的に10GbpsLAN x1個、1Gbps x4個のパターンが多く、10Gbpsの口が2つ以上ついているものは個人的に見たことがありません。
そのため、1台のPCのみ10Gbpsでルータとリンクさせる場合はスイッチングハブは必要ありませんが、複数台のPCでデータのやり取りを行う場合はスイッチングハブが必要となります。

10Gbpsの口があるハブは以前と比べて比較的手の届きやすい値段になっております。(それでもまだ高いですが)
注意点として、10Gbps対応の口数をよく考慮してください。
例えば、インターネット回線が~1Gbps契約で10GbpsのPCが2台ある場合、1Gbpsの口が1つ、10Gbpsの口が2つ必要です。
インターネット回線が高速(10G等)で、10GbpsのPCが2台ある場合、10Gbpsの口が3つ必要です。インターネット側のスピードを犠牲できるなら2口でもいいかもしれません。

LANアダプタ同様、大抵の機器はマルチギガ(10G、5G、2.5G、1G、100M自動判別)になっていますが、例外もありますので5G等で構築を考えている方はしっかりチェックしましょう。

たまに「SFP」や「SFP+」といった記載がありますが、光ケーブルやLANケーブルに変換するモジュール(部品)を挿すところで、使用できない箇所として考えたほうが無難です。
企業向けネットワークでは頻繁に使われますが、個人用途では長距離(個人的主観ですが70,80メートル程度以上)でない限り光ケーブルは使いませんし、LANケーブルの口に変換するモジュールも存在しますが、どちらにせよコストがかさみます。
(モジュールは中華製のものでも数千円からですし、ベンダーにもよりますが正規品だと数万円から数百万円です。)
光ケーブルやDirect Attach Cableといったケーブルのほうが安心感がありますが、上記の問題もあり、個人用途では私はLANケーブルでの構築をお勧めします。

手の出しやすい価格帯としては以下です。

NETGEAR GS110MX
10Gポートx2、1Gポートx8

NETGEAR GS110EMX
10Gポートx2、1Gポートx8、(tagVLAN・リンクアグリゲーション対応)

NETGEAR XS505M
10Gポートx4

QNAP QSW-M408-2C
10Gポートx2、1Gポートx8、(tagVLAN・リンクアグリゲーション対応)

QNAP QSW-M408-4C
10Gポートx4、1Gポートx8、(tagVLAN・リンクアグリゲーション対応)

インターネットを接続するルータのポートを確認しよう

インターネット回線を10Gbps等の契約をしている方は念のため、接続箇所を再確認しましょう。
先ほどすこし触れましたが、10Gbpsなどの高速回線を契約すると、大抵の場合はルータが貸与されると思います。
1Gのポートと10Gのポート、間違えないように接続しましょう。

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