WPA3対応ルーターを購入したエンジニア的おすすめ機種を紹介

こんにちは。執筆担当Kです。

最近WPA3対応のルータを買ってみました。簡単な解説やその他機能と対応のおすすめ機種を紹介してますので是非参考にしてみてくださいね。

WPA3って何?他の方式との違いは?

簡単にまとめると認証方式などの取り決めのセットです。
認証強化により、通信データを盗み見られたりする確率が低くなりました。
また、比較的短いパスワードを設定していても突破されにくいというメリットを考慮して設計されています。

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他の方式は何がある?

WPA2方式

・現在もっとも使用されている方式でそれなりの堅牢性・機器接続の互換性があります。

・2017年くらいに中間者攻撃の脆弱性が発見されました。ファームウェアのアップデートなどで各メーカーが対応してましたが、未対策機器(子機側)は脆弱性の影響を受ける可能性が(現実的には)めちゃめちゃ少ないが存在します。

・メーカーが機器を保守するのは個人的主観ですが3,4年くらい(もっと短い場合もある)なのでそのくらい使ったらさっさと買い替えたほうが精神的に安心です。

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WPA方式

・WPA方式はTKIPという暗号化が基本でWPA2のAESよりは攻撃に弱い。ある程度技術を知っている人なら突破できてしまいます。

・たまにAESも使用できる機種もありますがそれはWPA2とほぼ同等とみて良いでしょう。(まだ安全圏)

・WPA認証プログラムの出来立てほやほやだったので機器自体は少ないように感じます。

WEP方式

・WEP方式(セキュリティアルゴリズムの一種ではある)は昔の方式です。

・古いパソコン・ゲーム機などでも使用でき、接続の互換性はかなり高いです。

・近年のルータは互換性を持たせるため、WEPとWPA2を併用できるようにしているものも見られます。セキュリティ向上のため、WEPの電波に接続した機器はインターネットのみの通信(内部への通信はできない)としていることが多いです。

・攻撃方法を紹介しているサイト等も多く、クラッキングの可能性も高いです。

・現在でも一部使用されている。全国展開してるビジネスホテルに泊まったら接続場所によってはWEP方式でした。ほかの県の同じ系列のホテルも同じく・・・。

オープン方式

・暗号化をせず通信する方式です。

・別途WEB認証を用いたりして接続認証しているものも見られます。

・基本は接続しないに越したことはありませんがどうしてもの場合はVPNなどでセキュリティを担保したほうが良いです。

WPA3のデメリットとは?

WPA3は比較的新しい規格のため、下記の条件を満たしていないと接続することができません。

・Windows11またはWindows10(バージョン2004)以降
・Wi-Fi6対応の子機とそれに対応するドライバ

IPv6とは…?(IPv4 over IPv6)

巷で騒がれてる速度が向上するとのIPv6ですが、細かいことを言うとIPv4 over IPv6のことです。
IPv6ではIPv6に対応しているWEBサイトしか速度が上がりません。現実ではまだまだ多くのWEBサイトがIPv6非対応です。IPv4 over IPv6では従来のIPv4をIPv6で包み込み、速度を向上させるものです。

また、注意点としてIPv4 over IPv6のなかでも種類が複数ある(v6プラス/v6コネクト/transix等)のでプロバイダがどの種類のサービスを提供しているか、購入しようとしているWi-Fiルータが対応しているかどうか事前に検索しておきましょう。

Any接続拒否(ステルス機能)

どのルータにもほぼ標準でついてくるこのステルス機能ですが、実はあまり意味がありません。
そもそもルータと子機がやり取りしている時点で解析は可能ですし、家の電波を登録したスマホを外に持ち出したが最後、「XXXっていう電波はどこじゃー!?」とずっと喋りっぱなしになるので精神的にもよくありません。
電波選択に出ないという人間的なセキュリティは効果があるかもしれませんが・・・。
現在ではあまり有力でないという見方が多いです。

おすすめ機種

BUFFALO WSR-5400AX6S

安く売ってたので購入しました。
ブラックが良かったんですが、ゴールドしか在庫がなかったyo・・・

NEC WX5400HP

BUFFALO派ではなくNECのほうが良い!っていう人もいるのではないでしょうか。
↑のBUFFALOの製品と同等の性能のものです。

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