スタンディングデスクは自宅作業だとなぜか座り姿勢では集中できない、立って作業した方が集中できるという方向けの商品。しかし、立って作業をし続けたいけど疲れてしまう。そんな悩みを抱えたユーザーが多いなか、自宅での作業スペースの快適度を上げてくれるグッズのバリエーションは急激に増え、マーケットも拡大しています。
需要が増えているというか、もともとそれなりのニーズがあったのか、発想自体が最近のものなのかは定かではありませんが、私達が今こうして様々な選択肢に恵まれているのは大変ありがたい話です。
さて、今回はスタンディングデスクと立ち姿勢を支えてくれるアイテムの紹介ですが、その利便性にも着目して商品を見ていきましょう。
スタンディングデスクとは?
スタンディングデスクとは、その名の通り立ち姿勢で使用するデスクのことです。座り姿勢のデスクとは違い、デスク自体に昇降機能のついているものが多くなっています。
なぜこんなものが生まれたのかと言うのは、座り姿勢による様々な健康被害がわかってきたからです。
例えば我々が知っているようなことで言えば、座り姿勢が長いと脚が浮腫む、下半身を使わないため筋肉量が衰える、それにより血行が悪くなる。という負のスパイラルでしょうか。
特にふくらはぎというのは第二の心臓とも言われるほど血行循環には重要な部位です。
そう、脚を使わないというのはあしが浮腫むという程度の話では済まないほどの健康被害のリスクを生み出すということに繋がるのです。
そのため、スタンディングデスクで立ち姿勢のまま作業をすればいいんじゃない?という感じで活用され始めたのですが、近年スタンディングデスクを使うことによる大きな健康的なメリットが見つかってきました。
メリット
スタンディングデスクのメリットとしては次のようなことが考えられています。
- 肩こりや骨盤のズレなどのリスクを軽減する。
- 痔の改善
- 集中力の深さや持続時間の向上
- 座り姿勢が及ぼす健康被害の改善(糖尿病リスクや心臓病リスクなど重篤なものを含む)
- がんのリスクの低減
日本人はもともと座り姿勢で作業する時間が長いことを指摘されており、長時間の座り姿勢での作業による健康被害は腰痛・肩こり・むくみなどの比較的軽いものから、血管の詰まり、心臓へのリスクなど様々な重篤なリスクを含み、近年多くの悪影響の報告が上がってきており、深刻な社会問題になりつつあります。
基本的には休憩用に椅子を買わない限り座り姿勢にはならないため、足組みをしない、前傾姿勢にならない、痔を悪化させないなどの様々なメリットがあります。
そして、最近の報告では一日で座っている時間が4時間と11時間を比べた場合、ガンを含めた重大な疾患のリスクは140%も高くなると言われており、ジムで毎日1時間程度の運動をしてもそのリスクは全く変わらないという報告があります。
また、立ったまま作業をするので集中力が持続する、寝落ちしないなどの効果もあります。お仕事でもそうですが、趣味の作業でも作業効率は高い状態をキープしたいですよね。
スタンディングデスクはそんな方々に非常におすすめのデスクとなっています。
デメリット
デメリットとしてははやり最初のうちは特に脚が疲れやすいということでしょうか。
そのため、現実的にはパイプ椅子でも構いませんが椅子を用意しておくと休憩時は楽です。
また、立ち姿勢と座り姿勢のハイブリッドで作業をしたい方には昇降式のデスクは欠かせません。
スタンディングデスクのデメリットなんて脚が疲れやすいというくらいで基本的には座り姿勢よりは快適に作業時間を維持することが可能です。
スタンディングデスク
昇降式のデスクは多いのですが、やはり手動よりは電動の方が楽です。
特にモニターを乗せる場合は手動での昇降だとモニターを落としてしまうという危険性も、電動ですとその点心配なく昇降が可能です。
また、重量もしっかりしているので安定感も高いスタンディングデスクです。
コーナーで使えるV型スタンディングデスクです。
こちらも電動なのでモニターなどをがっつり乗せてしまっても微調整が可能です。
作業スペースを多く取れるので、デスク上がごちゃつきがちな方におすすめです。
頻繁に移動させたい方、作業中だけデスクを展開したい方向けです。
折りたたみですが、しっかりとしたスタンディングデスクとして使用することができます。
昇降は手動になりますが、利便性は高いですね。
ほんとに少しの作業スペースがあれば良い方はこちらで十分ではないでしょうか。
ノートパソコンでの作業くらいならこちらで十分。
これくらいのサイズなら手動での昇降で問題ありませんね。
移動も楽なのでどこででも作業可能です。
手持ちのデスクに乗せて使うタイプ
スタンディングデスク対応チェア
スタンディングデスクを買う方は姿勢にも気をつけている方が多いと思いますので、バランスチェアのご紹介。
バランスチェアはちょっと前傾になった座面が姿勢が悪くならないようにサポートしてくれます。ちょっと腰掛けるくらいで椅子を使いたい場合にはうってつけの椅子です。
カラーは黒のみ
こちらはしっかり座ることもできるし、前傾姿勢で座ることもできるスタンディングデスク用のチェアです。
先程と違うのはその点と持ち手がついていないという点ですね。
カラーは黒と白
立ち姿勢のサポートアイテム
スタンディングデスクを使用する際には必須とも言えるスタンディングデスクマット。
これを敷かないという選択肢はほぼないくらいで、例えるならウォーキングをする際に靴を履くか履かないかくらい疲労感が違ってきます。
立って作業のできる時間が大きく左右されますのでせっかく買ったスタンディングデスクを宝の持ち腐れにしてしまわないようにセットで購入しましょう。
こちらは厚さ2cmですのでしっかりとしたクッションが脚の疲労を軽減してくれます。
こちらは先程の商品はちょっと高いなぁ…。という方向け
コスパは最強
厚さは1.5cmなので先程の商品よりは疲労が溜まるのが早いかと思いますが、1.5cmあれば十分実用ラインです。