NASとクラウドの比較:私がNASをおすすめする理由

 色々とオンラインストレージを使っていて気付くのは、クラウドよりもNASを導入した方が実は便利な面が多いんじゃない?ってことで私は日頃からNASをおすすめしています。なんでもクラウドに保存していると危ないことも多々ありますが、NASでは自分だけの記憶領域として活用できるので、クラウドで起こりうるトラブルの心配がなくなります。

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NASとは

 NASってなに?と言う方も多いと思いますので説明していきたいと思います。NASというのはNetwork Attached Storageの略となります。呼び方としては略語をそのまま「ナス」と読みます。

 通常の外付けHDDやSSDとは異なり、LAN(つまり家庭内や社内での通信と考えてください)で接続するため、外付け記憶容量のように、USBケーブルで繋がなくて良いだけでなく、Wi-Fiなどを通じて無線で、複数台のパソコンから接続することが可能です。同時に接続できるということは、家族内のPCで同時に同じファイルを見ることも可能なのでとっても便利です。

 例えばデスクトップPCで作成・保存した動画をNASにアップロードして、スマホやタブレットやノートPCで再生する、なんてこともできます。これが本当に便利で、デスクトップPCで動画を保存したはいいけど、横になりながら見たい気分の時ってありますよね、そんなときに気軽にファイル共有をして、スマホやタブレットなどで見る、これが本当に便利なんです。
 しかしこれはクラウドでも可能です、これをNASでやることの利点①としては「ファイル容量を気にしなくて良い」ということ。また、利点②としては「クラウドだと外部に見られていないかなんとなく不安」という不安がないことです。

クラウドとは

クラウドとは「クラウドサービスで提供されている」という状況そのものを指すことが多いですが、今回の場合、クラウドサービスで提供されているファイル共有のサービスを意図します。

クラウドサービスは本質的なものとして、自宅にファイル保存用の端末が必要ないというのが最大の特徴です。

通常、ファイルを保存する際はUSBなどのポータブルドライブやHDD・SSDといったドライブに書き込みを行いますよね、これが一般的かつ従来のファイル保存の方法です。

一方、クラウドサービスではサービス元の会社が多くのファイル保存用のサーバーを抱えています。そのサーバーにインターネットを使いアクセスし、そこにファイルをアップロードするというのがクラウドサービスとなります。

セキュリティはどのクラウドサービスを提供する会社も強固なセキュリティを提供しているので、ファイル流出リスクはそこまで考えなくてもよいでしょう。

また、サーバーのある地域に大規模停電が起こった際もサーバーの冗長化(地域分散してコピーのサーバーが用意されている)がされているため、国内サービスでも日本全国が停電にでもならない限り停電でサービスが止まることはまずありません。

クラウドはサーバーの保存容量を借りるという特性から、セキュリティサービスやデータが消えてしまわないようにする自動バックアップのサービス、電気代などコストがかかる保守をすべて行ってくれるため、費用が高くなりがちです。

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クラウドサービスとの比較

では実際にクラウドサービスとの比較をしていこうと思います。
違うのはこういうところ!というのは主に以下ですね。

クラウドサービスNAS
初期投資安価少々高額
維持費月額利用料基本は通信量・電気代のみ、他にはHDDが壊れてしまった時
容量無料ならば2~10GB程度(有料ならば契約容量分)個人利用では現行最大16TBまで
セキュリティ不正アクセスの心配などがある基本的にはLAN内なので保存内容が漏れる心配はなし
データ消失のリスクあまりない、操作ミスなどである程度HDDが壊れてしまえば消失。ただしHDDを2枚使って常時バックアップすることで防げる。
機能的自由度自由度は高くない、保存するためだけ。動画不可のクラウドもあるのが難点動画や画像だけでなく、音楽や各種ファイル様々なデータに対応、専用アプリケーションも多様
LAN外からのアクセスどこからでもアクセス可能設定によりLAN外からでもアクセス可能

ここで、皆さんが特に気になるであろう2点を取り上げて、もう少し説明したいと思います。

料金面での比較

 例えば有料のクラウドサービスとしてdropboxを挙げるとすると、個人向け有料サービスは2TBで1,200円、3TBで2,000円で利用できますが、利用契約が一年になると14,400円または24,000円になりますよね。

その料金でNASが1台購入できます!

 初期投資は高額になりますが、1年以上使うとなればNASの方が利用料を安くすることが可能で、記憶容量も大容量にすることができます。

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機能・接続面では絶対にNAS

 その理由はやはりアプリケーションの多さがあります、NASを使ってWordPressのサーバーを構築することや、マインクラフトなどゲームのサーバーを立てることもできます。他にもiTunesのサーバーも作ることが可能だったり、dropboxとのデータ同期もできます。

 もう1つの理由はネットワークでの接続です。データを送受信する際、クラウドサービスへの接続は電波の良し悪しに左右されますが、NASはLAN内なので常に高パフォーマンスでの送受信が可能です。
 さらに機種によっては録画データを送受信し、整理できる機能がついているものもあります。

NASの利用用途

1.LAN内のPCやスマホ・タブレットと文書ファイルや画像・動画の共有が可能

 これによりフリーアドレスオフィスと呼ばれる、特定の席を持たずに社内どこでも作業が可能になるというシステムを構築することもできます。

 個人宅ではPC・スマホ・タブレットのうちどれでファイルを作成した場合でもNASを使って他の端末に共有することが可能です。

もちろん鍵をつけて保存し、パスワードを使って特定の人物しか閲覧できないようにすることも可能なので安心です。

2.文書ファイル・画像・動画データのバックアップが可能

大事な文書ファイル・写真・動画データなど、どんなファイルでもバックアップすることができます。
当然鍵をつけることもできますし、LAN内であれば他端末で保存などの編集をすることができます。

3.ブログやゲームのサーバーとして外部に公開する

ゲームの場合はタイトルがかなり絞られますが、NASでゲームサーバーを作ることが可能なゲームもあります。
また、これが一般的かなと思いますが、ワードプレスなどのCMSなどのサーバーを構築し、外部ネットワークにブログを公開することが可能です。

レンタルサーバーとのメリット・デメリットは考えておきましょう。

おすすめのNASは

(I-O DATA) RECBOX HVL-AAS4 4TB

  • 好きな番組やジャンルごとにフォルダーを分けたり、番組のタイトルを編集するなどで録画番組を管理できます。
  • TV録画対応の外付けHDDやTVに内蔵のHDD、レコーダー等で録画した番組をRECBOXにダビングし保存可能。TV録画対応の外付けHDDやTVに内蔵のHDDに録画した場合、録画に使用したTV以外では再生は不可ですが、本品NASにダビングするとDTCP-IP対応TVであればTVが変わっても再生可能という優れもの。

バッファロー MyBox LS411D0201X 2TB

DTCP+に対応したNAS。外出先からでも動画や写真を見ることが可能です。

エントリーモデルとして値段も性能も申し分なしの1品、安心のBYFFALOなのもあり、めちゃくちゃおすすめ。

Synology 2ベイNAS DiskStation DS218play CS7089

1.4GHzクアッドコアCPU、1GB DDR4メモリを搭載なので動作も軽いでしょう。

SynologyはNAS界隈では有名なメーカーなので安心の一品、アプリケーションの豊富さも人気が高い理由の一つです。

4K映像を1080pに変換する機能がついているのでスマホ・タブレットでも気軽に見ることができます。

ASUSTOR  2ベイモデル AS1002T v2

こちらは私が使っているモデル、転送速度が早く、メディアファイルへスマホアプリから直接接続でき、ダウンロードやアップロード、再生できるのがとても良い機能だと思います。

静音性に優れているので24時間処理させていても動作音は気になりません。

こちらもエントリーモデルとして優秀です、日本語にも対応しているので安心です。

検索した時に情報がたくさんでてくるのも困ったときに助かりますね。

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